https://www.sankei.com/life/news/210501/lif2105010018-n1.html
2021.5.1 12:25
生まれた2匹のツシマヤマネコの赤ちゃん=4月30日(東山動植物園提供)
名古屋市の東山動植物園は1日、飼育しているツシマヤマネコが2匹の赤ちゃんを出産したと発表した。長崎県の対馬にだけ生息する野生のネコで国の天然記念物。現在の生息数は90〜100匹とされ、絶滅が心配されている。
赤ちゃんは4月30日に帝王切開で生まれた。体重はそれぞれ99グラムと90グラムで、性別はまだ分かっていない。現在人工哺育で経過観察中で、担当者は「同園で過去3回計4匹が生まれたが、いずれも死産か母親にかまれて死んだ。今回は無事に育ってほしい」と話した。
東山動植物園には雌1匹と雄2匹がおり、うち2歳の雌「レイラ」と3歳の雄「勇希」が両親。ツシマヤマネコは環境省の保護増殖事業の一環で飼育、繁殖されており、赤ちゃんの一般公開の予定はないという。国内では4月時点で、今回の赤ちゃんを除き9施設で計27匹が飼育されている。
2021.5.1 12:25
生まれた2匹のツシマヤマネコの赤ちゃん=4月30日(東山動植物園提供)
名古屋市の東山動植物園は1日、飼育しているツシマヤマネコが2匹の赤ちゃんを出産したと発表した。長崎県の対馬にだけ生息する野生のネコで国の天然記念物。現在の生息数は90〜100匹とされ、絶滅が心配されている。
赤ちゃんは4月30日に帝王切開で生まれた。体重はそれぞれ99グラムと90グラムで、性別はまだ分かっていない。現在人工哺育で経過観察中で、担当者は「同園で過去3回計4匹が生まれたが、いずれも死産か母親にかまれて死んだ。今回は無事に育ってほしい」と話した。
東山動植物園には雌1匹と雄2匹がおり、うち2歳の雌「レイラ」と3歳の雄「勇希」が両親。ツシマヤマネコは環境省の保護増殖事業の一環で飼育、繁殖されており、赤ちゃんの一般公開の予定はないという。国内では4月時点で、今回の赤ちゃんを除き9施設で計27匹が飼育されている。