日本維新の会、みんなの党などの「第三極」を標(ひょう)榜(ぼう)してきた政党の出身者が自民党入りするケースが相次いでいる。
既存政党と一線を画した政治を目指した議員たちの転身は、かつて「しがらみのなさ」を有権者にアピールし支持を集めた第三極の苦境を映し出している。
同年7月の参院選比例代表では、日本維新の会創設者の橋下徹元大阪市長のブレーンでもあった山田宏氏が当選した。
29年10月の衆院選比例中国ブロックでは、維新などに在籍した杉田水脈(みお)氏が国政に返り咲いた。みんなの党出身の和田政宗参院議員のように、無所属時代を経て議員のまま自民党に入党したケースもある。
維新も全盛期に比べると集票力の衰えは否めない。「しがらみのなさ」の裏返しである支持基盤の脆弱(ぜいじゃく)さが、第三極を隘路(あいろ)に追い込んでいる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00000617-san-pol
既存政党と一線を画した政治を目指した議員たちの転身は、かつて「しがらみのなさ」を有権者にアピールし支持を集めた第三極の苦境を映し出している。
同年7月の参院選比例代表では、日本維新の会創設者の橋下徹元大阪市長のブレーンでもあった山田宏氏が当選した。
29年10月の衆院選比例中国ブロックでは、維新などに在籍した杉田水脈(みお)氏が国政に返り咲いた。みんなの党出身の和田政宗参院議員のように、無所属時代を経て議員のまま自民党に入党したケースもある。
維新も全盛期に比べると集票力の衰えは否めない。「しがらみのなさ」の裏返しである支持基盤の脆弱(ぜいじゃく)さが、第三極を隘路(あいろ)に追い込んでいる。
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