経済産業省は10日、昨年10月に始まったキャッシュレス決済のポイント還元制度の普及状況を調べる
アンケート調査の結果を発表した。制度開始以降、現金での支払いしかしていない人の割合は開始前と比べ半減した。
専門家は「キャッシュレス普及に向け一定の効果は出ている」と分析している。
調査は一般社団法人「キャッシュレス推進協議会」が、制度開始前の昨年8〜9月と開始後の11〜12月に実施。
約2万7000人の消費者と約7000店舗が回答した。消費者の13・1%が「ポイント還元をきっかけに
キャッシュレス支払いを初めて利用した」と回答。一方、14・6%は制度開始後も「キャッシュレス支払いは利用していない」と答えた。
現金しか利用しない人は半減したことになる。
「キャッシュレスの支払い手段を増やした」と答えた人は29・3%だった。
ポイント還元に参加する店舗への調査では、71・8%が還元事業をきっかけに「キャッシュレスを始めた」
「キャッシュレスの支払い手段を増やした」と答えた。参加店舗の売り上げに占めるキャッシュレス決済比率は、
事業開始前の約27%から約34%に上昇した。
大和総研の長内智主任研究員は「ポイント還元の加盟店も95万店に増え、キャッシュレス利用を押し上げている」と分析する。
ソース 毎日新聞 01/10 21:04
https://mainichi.jp/articles/20200110/k00/00m/020/302000c
アンケート調査の結果を発表した。制度開始以降、現金での支払いしかしていない人の割合は開始前と比べ半減した。
専門家は「キャッシュレス普及に向け一定の効果は出ている」と分析している。
調査は一般社団法人「キャッシュレス推進協議会」が、制度開始前の昨年8〜9月と開始後の11〜12月に実施。
約2万7000人の消費者と約7000店舗が回答した。消費者の13・1%が「ポイント還元をきっかけに
キャッシュレス支払いを初めて利用した」と回答。一方、14・6%は制度開始後も「キャッシュレス支払いは利用していない」と答えた。
現金しか利用しない人は半減したことになる。
「キャッシュレスの支払い手段を増やした」と答えた人は29・3%だった。
ポイント還元に参加する店舗への調査では、71・8%が還元事業をきっかけに「キャッシュレスを始めた」
「キャッシュレスの支払い手段を増やした」と答えた。参加店舗の売り上げに占めるキャッシュレス決済比率は、
事業開始前の約27%から約34%に上昇した。
大和総研の長内智主任研究員は「ポイント還元の加盟店も95万店に増え、キャッシュレス利用を押し上げている」と分析する。
ソース 毎日新聞 01/10 21:04
https://mainichi.jp/articles/20200110/k00/00m/020/302000c