〜〜〜穂乃果の家・居間〜〜〜
穂乃果「来ないかな〜〜」ウロウロ
穂乃果「海未ちゃん、まだ来ないかな〜〜」ウロウロ
ピンポーン……
穂乃果「あ!来た!」
穂乃果「は〜〜い♪」タタタ
〜〜〜玄関〜〜〜
ガラガラガラ……
海未「ごめんください」
穂乃果「海未ちゃ〜〜ん!」タタタ
海未「穂乃果!」
穂乃果「待ってたよ!海未ちゃん!」
穂乃果「今日は本当にありがとう!」
穂乃果「お母さんとお父さんは結婚記念日のお出かけで今日1日は帰って来ないし、雪穂は亜里沙ちゃんの家でお泊まりだから、この家には穂乃果1人だけで凄く不安だったんだ!」
穂乃果「でも、海未ちゃんが泊まりに来てくれたから、もう安心だけどね!」
海未「ふふ、そうですか」
穂乃果「さあ、はやく上がって!上がって!」
穂乃果「穂乃果の部屋に行こう♪」
海未「解りましたから、急かさないで下さい」
〜〜〜穂乃果の部屋〜〜〜
穂乃果「海未ちゃん!何して遊ぼっか?今日1日、お母さんとお父さんがいないから、朝まで遊べちゃうよ♪」
海未「勉強をしましょう!」
海未「せっかく今日1日穂乃果の家に泊まり込むのですから、この際みっちりと穂乃果に勉強をさせたいですね」
穂乃果「え〜〜!せっかく2人っきりなんだから、勉強の事を考えるの止めようよ〜〜」
海未「今日1日、穂乃果の母上と父上がいないからと言って、遊んでばかりは良くないですよ!」
海未「さあ、勉強をしますよ!穂乃果!」
穂乃果「ちぇ〜〜……」
〜〜〜数時間後〜〜〜
穂乃果「うう……、難しい……」(勉強中)
海未「……」(勉強中)
穂乃果「ん〜〜……」(勉強中)
穂乃果「よし!やっと出来た〜〜♪」
海未「私も勉強が終わりました」
海未「穂乃果、勉強を頑張りましたね」ナデナデ
穂乃果「えへへ♪」
穂乃果「あ!もう、夕飯だ!」
海未「夕飯は、どうしますか?」
穂乃果「う〜〜ん……」
海未「でしたら私が夕飯を作りましょうか?」
穂乃果「!海未ちゃんが作ってくれるの!?」
穂乃果「わ〜い♪やった〜〜♪」キャッキャッ
〜〜〜穂乃果の家・玄関前〜〜〜
男「……」
〜〜〜穂乃果の家・居間〜〜〜
海未「さあ、ラブアロー炒飯を食べて下さい!」
穂乃果「美味しそう〜〜♪」キラキラ
穂乃果「いただきま〜〜す♪」
穂乃果「う〜〜ん♪」モグモグ
海未「お味の方はどうですか?お口にあいませんでしたか?」
穂乃果「凄く美味しいよ!海未ちゃん!!」
海未「そうですか、良かった……」
穂乃果「こんな美味しいご飯を作れるんだから、海未ちゃんは良いお嫁さんになるよ♪」
海未「お嫁さんって……。もう!何を言っているんですか!からかわないで下さい!!///」赤面
穂乃果「からかってないよ〜〜。本気だよ?」
海未「もう!///」赤面
穂乃果「えへへ♪海未ちゃん可愛い♪」
〜〜〜穂乃果の部屋〜〜〜
穂乃果「それでね……、にこちゃんがね……」
海未「ふふ、にこらしいですね♪」
穂乃果「本当にそうだよね!」
海未「!もう、こんな時間ですか……」(時計を見てる)
海未「さて、もう寝ましょうか!」
穂乃果「え〜〜!もう寝ちゃうの〜〜!」
穂乃果「まだ夜は長いんだし、もっとおしゃべりしようよ〜〜」
海未「駄目です!さあ、寝ますよ!」
穂乃果「む〜〜……、海未ちゃんのケチ!」
海未「ケチで結構です!」
〜〜〜数時間後〜〜〜
海未「Zzz……」
穂乃果「海未ちゃん!海未ちゃん!」ユサユサ
海未「……う〜ん。……何ですか?穂乃果?」
穂乃果「海未ちゃん!コンビニに行こうよ!穂乃果、アイスが食べたいんだ!」
海未「……私、寝ているんですけど……」汗
海未「それに今、何時だと思っているんですか……」
穂乃果「ごめんね海未ちゃん……。でも穂乃果、どうしてもアイスが食べたくて……」
海未「……だったら、1人でコンビニに……」
穂乃果「嫌だ!穂乃果は、海未ちゃんと一緒が良いの!」ギュッ(海未の手を強く握る)
海未「痛っ!?」
海未「ちょっと!穂乃……」
穂乃果「お願い……」
海未「……穂乃果?」
穂乃果「一緒に行こう?」
海未「はぁ……。解りました、一緒にコンビニへ行きましょう」
穂乃果「ありがとう!海未ちゃん!」モッギュー
海未「……はやく行きましょうか……///」赤面
〜〜〜道端〜〜〜
海未「……さて、説明してもらいましょうか?穂乃果?」
海未「何故、こんな時間に私とコンビニに行きたいと言ったのですか?」
穂乃果「……うん、あのね……」
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果のベッドで寝てたでしょ?」
海未「ええ、穂乃果にベッドを譲ってくれましたからね」
穂乃果「それでね、穂乃果見たんだ……」
海未「何を見たのですか?」
穂乃果「その……、海未ちゃんが眠っていたベッドの下にね……、居たんだ……」汗
海未「……居たって、誰がですか?」
穂乃果「海未ちゃんが寝ていたベッドの下に……」汗
穂乃果「鎌を持った男が居たんだよ……」汗
海未「!?」汗
〜〜〜穂乃果の部屋〜〜〜
男「……」ズルズル(ベッドの下から出てくる)
男「ちっ……」
男「あのガキ……、俺に気付いていやがったな……」(鎌を見つめてる)
男「多分、警察に通報してるだろうな……」
男「仕方ない……。ここは諦めるか……」
男「あの二人は、良い獲物だったんだけどなぁ……」
男「残念だ……」ニヤリ
おわり