かすみ「あはははは!!!!!笑笑笑」
しずく「あはははは!!!!!笑笑笑」
彼方「うるさいなぁ!!!!!」
かすみ「っ!?!?!?」
しずく「っ!?!?」
彼方「うるさいなぁ!!!!!」
かすみ「!?!?!?」
しずく「!?!?」
彼方「彼方ちゃんさぁ今ここで寝てたんだよ!!!!」
彼方「今寝てたんだよ!!!寝てたの!!!!」
彼方「寝てたんだよ見ればわかるじゃん!!!!ねぇ!!!!」
彼方「見なよもう今すごい寝てたじゃん今!!!!!すぅごい寝てたじゃん今見ればわかるじゃん!!!!」
彼方「寝てたのにさぁ寝れないよ彼方ちゃんもう寝れないよ!!?ねぇ!!!!起きちゃってる!!!!みて!!!みてこんなにもう起きちゃったよほら!!!!!」
彼方「寝れなくなっちゃったよ!!!!!どうする!!!!ねぇ!!!!全然寝れないって言ってんのわかる?!!!」
彼方「もう全然眠くないんだよほらみてこの目全然眠くない目だよほら!!!!!」
彼方「もういいよ!!!!もう寝るからまた!!!また寝るから!!!!うるさくしないでよ!!!!言ったからね!!!!」
彼方「いい??!!じゃあ寝るから!!!!もううるさくしないでよ!!!!!わかった!!???言ったからね!?!??じゃあ寝るからはいもうおやすみ!!!!!」
彼方「すやぁ!!!!!(全ギレ)」
彼方「………」
彼方「……すやぁ」
かすみ「……」
しずく「………」
かすみ「……」
しずく「………」
かすみ「……?」
しずく「…え……」
かすみ「え……?」
しずく「え、まって………」
かすみ「え?え?」
しずく「え?笑」
かすみ「え、なに笑」
しずく「え?笑笑」
かすみ「…ッッ……w……?」
しずく「えっww……ッッ……えっ……何どゆこと?」
かすみ「うそでしょ?笑笑」
しずく「え、なに、まって怖いねぇ待って笑笑」
かすみ「え、怖、えっ、待って何?笑笑」
しずく「え、怖いちょっと何?え、何どゆこと?笑笑」
かすみ「………」
しずく「………」
かすみ「え?」しずく「え?」(顔を見合わせる)
かすみ「………」
しずく「………」
かすみ「え…?」しずく「え?」
かすみ「………」
しずく「………」
かすみ「え?」しずく「?」(顔を見合わせる)
かすみ「………」
しずく「………」
かすみ「……ッッ…w……ッえっどゆこと…?…ッ…?!」
しずく「……スゥ………かすみさん一旦、一旦部室出よ?」
かすみ「あ、うん」
しずく「食堂行こ?」
かすみ「ああ、うん、おっけ……」
〜食堂〜
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
かすみ「………」
しずく「………」
かすみ「………」
しずく「………な」
しずく「何が起きたの………?」
かすみ「……さぁ……w」
かすみ「え、ヤバくない?」
しずく「……ヤバイね」
かすみ「え……待ってヤバくない?」
かすみ「やば………」
かすみ「え?……やばいよ……やばいやばい」
しずく「かすみさん今『やばい』しか言ってないよ笑」
かすみ「……だってさぁ……やばいってあれ……」
かすみ「やばいってあれ笑」
しずく「え、どうしちゃったんだろうね?彼方さん」
かすみ「あれほんとに彼方先輩?」
しずく「えっ?違う?」
かすみ「違……うーん……」
かすみ「……」
しずく「……」
かすみ「……ッッ……w……ちょっと待って……ww」
しずく「……ヒヒッッ…ッッ……ww……」
かすみ「え?彼方先輩寝起きあんななの?」
しずく「いやいやいや」
しずく「そんなことなかったと思うよ、私何回も起こしたことあるけどあんなことなかったもん」
かすみ「……だよね……」
しずく「………え、なにどういうこと?」
かすみ「知らないよww」
かすみ「………」
しずく「………」
かすみ「……戻る?」
しずく「え?戻るの?本当に?」
かすみ「なんかもう……ちょっと心配になってきちゃった……」
しずく「………」
しずく「……怖いなぁ………」
かすみ「……増援呼ぶとか?」
しずく「増援?」
かすみ「………よしっ」
かすみ「愛先輩呼んでこよっ」
しずく「ッッ!!?愛さん巻き込むの?ひどくない?笑笑」
しずく「……」
しずく「ま、いっか。そうだね」
かすみ「しず子も大概ひどいよね!?」
しずく「……まぁ愛さんも遅かれ早かれ部室行くだろうし、こういう時は助け合いだよ」
かすみ「お…?」
しずく「え?」
かすみ「助け『合い』?」
しずく「!!」
かすみ「お?お?言っちゃう?言っちゃう?」
しずく「……はぁ………」
しずく「……愛!だけ!にっ!♪愛さんじゃないけどっ♪」
かすみ「………」
しずく「もーっ!なんか言ってよ!」
愛「あんさぁ人の名前をさぁスベったときの保険みたいに使うのマジで良くないと思うよホント」
「ってかさ流行ってんのそれなんか最近みんな言うよねその『愛さんじゃないけど』ってやつ?ダジャレ言いたいなら普通に言えばいいじゃん別に愛さんだけしか言っちゃダメってわけでもないんだしさ」
かすみ「……」
かすみ「………びっ……くりしたぁ……いきなり現れないでくださいよ……」
愛「ちっす〜今愛さんの話してたっしょ、アタシ結構耳良いんだぞ〜?」
かすみ「いや良すぎでしょ……」
しずく「怖いですよ……」
愛「で?で?なんの話?」
かすみ「いや、あのぉ……愛先輩誘って、一緒に部室行こうかなぁ〜、なんて」
愛「部室?いや全然いいけど……」
〜部室〜
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
愛「それで!愛さんに何の御用かな諸君!!」
かすみ「………」
しずく「………」
愛「え?なに?どったの?」
かすみ「えっと……あ、愛先輩とたまにはふつーにおしゃべりとかしたいなぁって思いまして……ね?」
しずく「はいっ、実はそうなんです!思えば、愛さんが色々なところで遊んでいることは知っているんですが、お店のことなどは具体的には聞いたことがなかったなと思いまして(アドリブにも強い大女優)」
愛「おひょ〜そっかそっか〜なんでも聞きな〜なになにかわいーとこあんじゃ〜ん!」ペタペタペタ
かすみ「かすみんはいっつも可愛ぃですぅーっあと可愛いからってあんまりベタベタ触っ……ひょぉぉああア゛ア゛!!??!?」
かすみ「ひょぉぉぉおぁぁぉぁああ!?!!?」
かすみ「ななな何ですかこれなんで先輩の手こんなベタベタなんですか!?!??」
愛「おわっ!あっボンドだ」
かすみ「ボンド!?!?」
愛「ごめんすぐ拭くから!!」
かすみ「いーですもう近づかないでくださっ…ちょっ…触るなッッ!!!!」
かすみ「やめろ触るなッッッ近づかないで!!!!!」
彼方「うるさいなぁ!!!!!」
愛「わ!?!?!?」
かすみ「!!!!!」しずく「!!!!!」
愛「え!?なに!?」
彼方「っ゛う゛る゛さ゛い゛っ゛て゛い゛っ゛て゛る゛で゛し゛ょ゛う゛!!?!?!?」
愛「え、ちょっと……」
かすみ「……ッ……ッ…!!!」
しずく「……ッ…ッッ……!!」
彼方「ううううるさくしないでっつったよねぇさっき!!!!ねぇさっきさぁ!!!!うるさくしないでっつったよねえ!!!!!??」
彼方「なんで増えてんの!!!!!おかしいでしょねぇなんで増えてんのッッ???!!!!!」
彼方「だからもうさっき言ったじゃんなんできいてくれないのここに寝てる人がいるって言ってるじゃん!!!!!彼方ちゃんが!!!!!ここで!!!!!すやぴしてるっつってんのよわかるッッッ!?!?!?!!」
彼方「寝!て!る!!!!!ねぇ!!!!!聞いて!!!!!寝!て!る!ん!だ!よ!!!!!」
彼方「ねぇなんでうるさくした???!!!ねぇなんでうるさくした!???!!?!?」
彼方「静かにしてよねぇもぉほんと静かにしててお願いだから静かにしてよもぉぉぉお!!!!!静かにしてッ??!!?!?」
彼方「もううるさくしないで!!!?!!!?今ここにぃぃ!!!!寝入っていくぅぅ!!!!彼方ちゃんが居ますからぁ!!!!!???!」
彼方「もうほんとにお願いだからもうほんと寝かせてよお願いだからッッッ!!!!!もう彼方ちゃん寝るから!!!寝るよ!!!!」
彼方「もうおやすみだから!!!!おやすみ!!!!!!」
彼方「すやぁ!!!!!(全ギレ)」
彼方「………」
彼方「………すやぴ」
愛「……」
愛「……?」
かすみ「──ッ!!」しずく「……ッ……ッ…ッ…ッ…!」
愛「……??……w……???」
愛「?!??」
〜食堂〜
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
愛「……ッ……ッ…………ッッ………!!!」
愛「……キッ……w……クヒヒッッ……ww……!!……ッ……!!!」
愛「──ッッッ──ッ───!!」
愛「──ッッ──ッッッ……──ッ──!!!!ヒョッッw」
かすみ「愛先輩笑いすぎですよ……」
愛「ッッ…w……ww……いやだってさぁ……いやダメだってww……ッ……ww…ッ…ダメだってまじでw……ッッ……!!!」
愛「……ハアッ…………ダメだよ……」
愛「弱いんだってあぁいうの……ッッ……」
愛「はー………もうダメだ、愛さんもう今日ダメだわ」
愛「もー涙出てきた……ほんとに………ひひっ」
愛「ッッひはははは!!!!」
愛「いひひひひひっっ!!!!」
かすみ「だからいつまで笑ってるんですかぁ!?」
愛「……はぁ………もうなんだよ……」
愛「……ッ……w……」
愛「今ここに寝入っていく彼方ちゃんが居ますからってなんだよ……」
しずく「……ッ……ッ……!!(思い出し笑い)」
かすみ「ちょっと…ッ…思いださせないでくださいよ…ッッ……w」
しずく「……ッ……ッ……!!(思い出し笑い)」
しずく「……ッ……ッ……!!(思い出し笑い)」
かすみ「しず子もいつまで笑ってんの」
しずく「……ッ……ッ……ごめんなさい……ッ……!!」
愛「ウヒッ……ッ…ッ……!!(つられ思い出し笑い)」
かすみ「…フッッ…ッ……w…ww(つられつられ思い出し笑い)」
愛「え、2人さ……カナちゃんになんかしたん?」
かすみ「し……てないと思うんですけどぉ……ねぇ?」
しずく「……さぁ……?」
愛「ほんとに〜?」
かすみ「……多分」
かすみ「またあんなに怒ってましたし、相当ですよあれは」
愛「また…?」
愛「やっぱ1回怒られてんじゃん!」
かすみ「ああ違うんです違うんです!!2回目だからめっちゃ怒られたんじゃなくて!!1回目からあんな感じで怒られたんです!!」
愛「……ホントかぁ…?」
かすみ「ホントですよ信じてくださいっ!!」
愛「……ホントか?」
かすみ「かすみんのぉこの嘘偽りのない瞳を見て……」
愛「ホント?ホントのこと?」(小声)
しずく「ええもう最初からめちゃくちゃ怒られましたね」(小声)
愛「そっかぁ……じゃあ信じるよ」
かすみ「それかすみん信じてなくないですか!?!?」
愛「かすかすのどこを信用するんだよっ!」ペシッ
かすみ「え?」
かすみ「え!?!?今のツッコミ!?今のツッコミですか!?いやいやボケてないですよ全然ボケじゃないですよ!?!?」
かすみ「それツッコミじゃないっ!!中傷ですよ!!?!?かすみんが信用できないといういわれのない中傷ですよ!?!?」
かすみ「あとかすって呼ばないでっ!!」
愛「わかった、わかったからもうやめたげなよ……しずくがもうどうでもいいことも全部笑える感じになっちゃってるからさ……」
しずく「…ッ…ッ……ン゛ッ……」
他人がブチギレてるとなんか笑えてきちゃう現象あるある
かすみ「……あれ…?」
愛「あん……?……あれ、何してんだろ」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
果林「……」スタスタ…
歩夢「……」スタスタ…
せつ菜「……」スタスタ…
⠀ ⠀
⠀ ⠀
果林「……」(着席)
歩夢「……」(着席)
せつ菜「……」(着席)
果林「……」
歩夢「……」
せつ菜「……」
歩夢「……あ、お水持ってきますね」
果林「あ、うん……」
せつ菜「………」
果林「……」
せつ菜「……」
果林「……」
せつ菜「……」
歩夢「……よいしょ、どうぞ。せつ菜ちゃんも」
果林「ありがと、歩夢」
せつ菜「ありがとうございます……」
果林「……」
歩夢「……」
せつ菜「……」
果林「……」
歩夢「……」
せつ菜「……」
果林「……はぁ………」
果林「あんまり…ね?こういうこと言いたくないんだけど……」
歩夢「……」
せつ菜「……」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
果林「せつ菜あんた声デカいのよッッッッ!!!!!!」
せつ菜「えっ!?!?」
果林「声ッッッ!!!声デカいのッッッ!!!!」
せつ菜「えっ!?!えぇ!!??」
せつ菜「私が全部わ、悪いって言うんですか!?」
果林「だってそうでしょ!?あの彼方見たでしょ!?あんな彼方見たことないわ!!もうばちくそ怒ってたわよ!?」
果林「だいたい『うおぉぉぉおお!!!!!』って何よそれ笑い声じゃないわよ何よ『うおぉぉぉおお!!!!!(爆笑)』って!!?」
果林「あんまりはっきり言うと可哀想だと思ったけどもういいわ!!」
果林「言うわッッ!!!」
果林「せつ菜声デカいのよ゛ッッッッッ!!!!!!」
せつ菜「ひ、ひどいですっ!!ひどいですよ!!?全部私のせいですか!?」
せつ菜「見損ないましたよ果林さん!!歩夢さんも何か言ってくださいっ!!」
せつ菜「……歩夢さ…」
歩夢「……」(目を逸らす)
果林「ほら歩夢も同意してるわよ!」
せつ菜「……そんな……」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
愛「声wデwカwいw言wわwれwとwるwでwアwイwツww」
かすみ「ッッッ……ッッ……w……」
しずく「ッ……ッ……ッッw…!」
せつ菜「……嘘ですよ絶対私だけの所為じゃないですもんお二人だって笑ってましたもん……」
歩夢「別に全部せつ菜ちゃんが悪いって言ってるんじゃないんだよ?ただ……うるさいって言われちゃった一番の原因はっていうと………」
果林「……せつ菜声デカいのよ……」ボソッ
せつ菜「!!!……その、その言い方やめてくださいなんかすごい嫌です、やめてください!」
果林「………」
果林「……せつ菜声デカいのよ……」ボソッ
せつ菜「!!!!!」ガタッッ
歩夢「お、おお落ち着いて?ね?果林さんもその、もう少し言い方を……」
果林「……まったく………」
果林「…ンクッ…ンクッ……」(水分補給)
せつ菜「歩夢さんが『銀色全身タイツでカメラ目線の部長がピアノ弾きながら全力で愛してるばんざーい歌ってる動画』なんてみせるからですよ……」
果林「ブ゛゛゛フ⠀ ゛゛ゥ゛゛ゥ゛゛ッ゛゛ッ゛゛ッ゛゛!?!?!?」
歩夢「」ビチャァア!!
せつ菜「!?!?!?」
果林「ゴホッ!!ゴホゴホッ!!!」
歩夢「………あれ、前見えない」ビチャァ
せつ菜「あわわわわ」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
愛「……ッ…ッ…w …ッ…w …ッ…w…なにをやってんのww……ッ……!!!」
かすみ「ッww……ッ…ッ…w …もうホントにムリッ…w!!」
しずく「────」
果林「ごめんなさい歩夢!!!?……今何か……あ、あ、ティッシュがない………」
せつ菜「あああの私持ってますっ!!!!!」フキフキ
歩夢「……ありがと……」
歩夢「……」
果林「……あ…あゆ」
歩夢「ごめんねせつ菜ちゃん!!今ので目が覚めたよ!」
せつ菜「ほぇ…?」
歩夢「果林さんも!ありがとうございますっ、おかげで目が覚めました」
歩夢「やっぱり私も悪かったんだよ、なのにあんな……せつ菜ちゃんだけ責めるみたいな……本当にごめんねっ!!」
せつ菜「……」
果林「……せつ菜?」
せつ菜「はっ!?いや、その、はい、好きです」
せつ菜「歩夢さん大好きです(?)」
歩夢「?」
果林「?」
せつ菜「?」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
かすみ「……なんだって?」
しずく「いや……よく聞こえなかったけど……」
愛「(……っべぇこと聞いたわ……)」
果林「……そうね……私も…その……悪かったわ」
果林「ごめんなさい、せつ菜」
せつ菜「え?ダメです」
果林「え?」
せつ菜「え?」
果林「え?」
せつ菜「ま?」
果林「……??」
果林「………ゔぇ…?」
せつ菜「……」
歩夢「………る……?」
果林「で?」
せつ菜「は?」
かりん「「「「「は?」」」」」
歩夢「……ん……?」
歩夢「…あっ」
せつ菜「?どうしたんで……あっ」
果林「………(怯)」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
彼方「……」
彼方「……ちょっと、いいかな」
彼方「そっちの3人も」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
かすみ「……」ゴクリッ しずく「……」ゴクリッ 愛「……」ゴクリッ
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
果林「(え、いたの)」
歩夢「(いたんだ……)」
せつ菜「(全然気がつかなかった……)」
彼方「…………」
果林「…………」
せつ菜「…………」
歩夢「…………」
かすみ「…………」
しずく「…………」
愛「…………」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
彼方「……」(土下座)
果林「ちょっとちょっとなにしてんのよ!??」
せつ菜「ッッやめてくださいッッッッッッ!!!?!!!!」
彼方「離してッ!!彼方ちゃんみんなに謝らなきゃなのぉぉお!!!」
愛「いーから!!謝るよりわけを話してよ!!!さっきみたいになっちゃった理由!!!」
歩夢「そ、そうだよ彼方さんっ!!」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
かすみ「(せつ菜先輩あいかわらずうるせぇ……)」
しずく「(せつ菜さんホントにうるさいな……)」
これはコロナの今だからこそ読むべきssだわw
ゲラゲラ笑えるのがとてもいい
〜間、では言い足りないほど彼方さんを鎮めるのには苦労しました〜
⠀ ⠀
⠀ ⠀
果林「さぁ話してもらうわよ?」
彼方「………」
彼方「………」
彼方「
果林「彼方?」
彼方「はっ!!ね、寝てないよぉ?」
彼方「じゃなくて……ホントに寝てなくて……というかその……」
彼方「ここのところ……家のことやら勉強やら何やらで……その〜……」
彼方「……ここ4日ほど………」
愛「……4日ほど?」
歩夢「………え……?」
果林「え!?4徹!?!?!?」
彼方「……3日目越えたくらい、あたりかなぁ……聞こえてくる音全てが耳障りで………その……大変申し訳ない……」
しずく「あ、もしもしエマさん?エマージェンシーです」
彼方「おまけに……意識は途切れそうになるけど……いざ寝ようとすると眠れないというか………不眠症、なのかなぁ………」
かすみ「あ、もしもし博士?あっ、ちょっ……」ツーッツーッ
かすみ「……もしもしりな子さん?あっ、ちょっ…え、なんで……」ツーッツーッ
しずく「とりあえずまた彼方さんを部室に担ぎ込みましょう!」
果林「オーケー!やるわよ愛!」
愛「あいあいさー!」
歩夢「じゃあ私たちは先に行ってようか、せつ菜ちゃん」
せつ菜「はいっっ!!!」
〜部室〜
⠀ ⠀
⠀ ⠀
愛「とうちゃーく、って、おぉ!なんか片付いてる!」
せつ菜「くぅ〜疲れましたっ!!!」
歩夢「手伝ってくれてありがとね」
せつ菜「いえ……それより……」
エマ「………」
エマ「………」
エマ「来てッッッ!!!!!」膝バンバンッ!
彼方「エマちゃ……ァ……エマチャ……」
エマ「しずくちゃんから事情は聞いてるよ、私にできそうなことならなんでもするから言って?」
エマ「ここ使う?(弾力がすごそうな枕)それともここ?(ひたすらに柔らかそうな枕)」
彼方「じゃあ顔挟む感じで」
果林「どさくさに紛れてすごい贅沢するわね……」
エマ「おいで?」ポンポン
彼方「……ア……ァァ……エマチャ……エマチャノマクラ………」フラフラ
璃奈「……」ヒョイッ
彼方「……エマチャノ……ア……」
彼方「……あっ………」ポスンッ
エマ「ふふっ、マイナスイオンサンドイッチ〜〜〜」ギュムゥ
彼方「クカーーーーーッ(熟睡)」
かすみ「……すご……マイナスイオンすご………」
しずく「良かったぁ……」
歩夢「これで一件落着、かな?」ホッ…
愛「……恐ろしく速い睡眠薬投入……愛さんでなきゃ見逃しちゃうね……」
せつ菜「え?私にも見えましたよ?」
愛「………や、やるじゃん……流石今日大好きを伝えただけはあるね」
せつ菜「?」
彼方「……んぅ………」モソモソ
しずく「なんだか……しきりに手を動かしてますね、まるで何かを探すような動き……」
歩夢「あ、抱き枕じゃないかな?」
しずく「ああ!いわれてみれば」
愛「かすみん行ってこい!」
かすみ「え?かすみんがやるんですか?りな子でいいんじゃないですかね」
璃奈「かすみちゃん、いつだか彼方さんに究極の抱き枕としてお墨付きもらったって自慢してた」
璃奈「今こそ『究極』が必要なとき。璃奈ちゃんボード『いいから抱かれろ』」
かすみ「しょ、しょ〜〜がないですねぇ〜〜〜!究極かわいいかすみん抱き枕、出動しちゃいますよぉ♡」
かすみ「かーなたせーんぱーい♡」
彼方「ん」ギュッッッ!!!
かすみ「!?!?いや待って違うこれ違う待っていたたたたた強いです強いなんかいつもと違う待って助けて一旦出して痛い痛いなんかミシミシいってますちょっと誰かむぐっ!?」
エマ「……しーっ……」
璃奈「ところで愛さん、任せてた分の璃奈ちゃんボードの補強作業、終わった?」
愛「え!?あっ!!」
璃奈「手を洗いに行ったのかと思ったけど、ずっと戻らなかった。璃奈ちゃんボード『じーー』」
愛「そ、そ、それよりさ!カリンたちはなんで怒られたの?」
果林「!!!」
せつ菜「!!!」
歩夢「!!!」
歩夢「………みせる?」
果林「いーから!もういいから!みなくていいから!……ッッ……ッ……あれはほんとやめて……ッ…w…」
愛「え?なに?なになに?」
しずく「もしかしてあの動画ですか……?」
愛「なに?なんなの?しずくも知ってるの?」
しずく「はい……というか、私とかすみさんもその動画を観ていて怒られたんです」
せつ菜「そうだったんですか……私もその動画大好きで……あっ、さっき愛さんが言ってた今日大好きを伝えるとかどうとかってこの動画のことだったんですね!」
愛「えっ違う全然違う……」
愛「でも愛さんだけ知らないのもやだやだーー!教えて歩夢〜!!」
歩夢「………」
歩夢「……まあ、いいかな」
愛「動画なんでしょ?どういう動画?」
歩夢「えーっと……」
せつ菜「銀色全身タイツでカメラ目線の部長がピアノ弾きながら全力で愛してるばんざーい歌ってる動画です」
果林「ブフッッ……ッ……!!」
『あ゛な゛た゛「゛さ゛ぁ゛ぁ゛だ゛ぁ゛い゛ぃ゛す゛ぅ゛き゛ぃ゛だ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛F○NZA゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ッ゛ッ゛ッ゛イ゛ッ↑↑!!!!(全身銀色)(カメラ凝視)(瞳孔ガン開き)(怒り)(荒ぶるピアノ)(過度な集中線)(必死)」゛
(午前3時43分)』
璃奈「……『は?』」
果林「……ヒュッ……ッ!!……ヒュッ……ッッ……ww……ッ…!!!」
愛「ッッッ!!!w……ッ……ww……!!───ッッ……もぉやだぁ……」
しずく「……ッ…w……というか何故…w…歩夢さんはコレを私に送ってきたんですか?…ッ…www」
歩夢「えっ……その、演技の参考になるかなって」
しずく「なりませんよ!?!?どこをどう参考にしろと!?!?!?」
歩夢「それにほら、しずくちゃんそういうの好きそうだし」
しずく「歩夢さんは私をどういう人間だと思ってるんですか!!??!?」
せつ菜「うぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!うぉぉおおおおおああああああ!!!!!!(大爆笑)」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
彼方「ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛い゛や゛ぁ゛ぁ゛う゛る゛さ゛い゛な゛ぁ゛ぁ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!??!?!!?」
エマ「彼方ちゃん!?!?」
>>せつ菜「うぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!うぉぉおおおおおああああああ!!!!!!(大爆笑)」
うるさい
彼方「ッッやっぱりせつ菜ちゃんかなぁ!!?!?うんせつ菜ちゃんだなぁ!!!?!いやもうせつ菜ちゃんだよ!!?うるさいなぁ!??えぇ!!??何それもう雄叫びだよ!?!?大丈夫!?!?」」
彼方「あと歩夢ちゃん最初から全然面白そうじゃないよね!!?!?いやうるさくないのは良いことなんだけども!?!?何故!?!?何故その自分が面白くない動画を広めようと思った!?!??あまつさえ見せたがった!!??」
彼方「何なのかなこの人たちもごごッッ!?!?」
エマ「しずまれ〜〜〜〜しずまりたまえ〜〜〜〜(膝と胸による癒しの圧迫)」
彼方「ッ!!」ペシッペシッ
彼方「ッ!!!」ジタバタ
彼方「ッ!!!!」ギュムゥゥゥウウ⠀ かすみ「グエ゛ッ」
彼方「」
かすみ「」
おいおい!从cι˘σ ᴗ σ˘* 倒れたぞ!
トバッチリで草
璃奈「……エマさんが2人を……璃奈ちゃんボード『ガクガク』」
エマ「?眠らせたんだよ?」
璃奈「う……そうだね………」
果林「…………」
せつ菜「…………」
歩夢「…………」
しずく「…………」
愛「…………」
⠀ ⠀
⠀ ⠀
⠀ ⠀
『「゛さ゛ぁ゛ぁ゛だ゛ぁ゛い゛ぃ゛す゛ぅ゛き゛ぃ゛だ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛F○NZA゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ッ゛ッ゛ッ゛イ?↑↑!!!!」゛』(室内に虚しく響き渡る)
あなた「わーお。私、いつの間に歩夢ちゃんにこんなもの送信してたんだろう?」
あなた「はー終わったー(高校生活)」
あなた「踊りたい気分だよ」
あなた「わーお」
これは眠れる とんでもないクソSSだったな
ゲラゲラ笑っちまったわ乙
こういう勢いのある文章書けるようになりたい
面白かった
なんで笑ってるかわからんけど笑ってたし
なんかあなたちゃんの動画脳内再生してた
勢いは感じだけどイマイチ笑いどころが分からんかった
おつ面白かった
9人を現実寄りの女子高生にするとこんな感じなんだろうか
すやぁ!!!!!(全ギレ)が意味わかんなすぎてほんと好き
>彼方「寝てたのにさぁ寝れないよ彼方ちゃんもう寝れないよ!!?ねぇ!!!!起きちゃってる!!!!みて!!!みてこんなにもう起きちゃったよほら!!!!!」
ここめっちゃ好き
>>105
よくわかるな……
みんな読んでくれてありがとう 言われて見ればつむじ押したろ!のやつと勢いそのままだった
うおおおおおおおお(笑)うぉぉぉおおおおおおおおお(大爆笑)
>>109
文体と勢いが似てたからそうかなぁと思いました。
今年見たSSでその2つが群を抜いて好きです。