美里「毎日忙しい愛ちゃんのためにも、時間のある私が少しでも助けてあげないと」
美里「愛ちゃん早起きだから、目覚ましは5時にセットしてと……」
美里「料理の本も読んだし大丈夫。明日は美味しいお弁当作れるように頑張らなきゃ」
美里(朝だ……起きて、お弁当……)
美里(あれ、どうしよう……身体が重い……頭、ぼーっとする……)
美里(そういえば、こんなにも早くに起きたことなんてなかった……)
美里(病院では、みんな6時に起きてたけど……私だけは、いつも8時頃で……)
美里(早起きって、こんなに辛いんだ……知らなかった……)
美里(でも、頑張らないと……こんなことも出来なかったら、私は……)
美里「っ……」
美里(だめ、だ……起き上がれない……)
美里(意識が……遠く……)