箱根駅伝で今年4連覇を果たした青山学院大陸上競技部の選手寮寮母で
原晋監督夫人、美穂さんの初著書。昨年末の出版で、4刷3万部超と“快走”を見せている。
3年前に監督が出版した本の担当編集者で、アスコム社長の高橋克佳さんが
「監督の本に加え、奥さんの話で青学の強さが立体的にわかる」と企画。
美穂さんの半生と、平成16年の寮母就任以来の経験から得た思いをつづり、
〈一人ひとりが主役である環境をつくります〉〈誰かを支えることで、自分の役割と居場所が見つかるのです〉などの言葉が並ぶ。
「家庭でも企業でも、支える人がいるところはうまくいく。普通の主婦や会社員の自分でもできるかも、
と思って読んでもらえたらいい」と高橋さん。
「久々に本を読んで、3回読みました」「子育ての参考になる」など女性読者からの声も寄せられている。
帯の推薦文「実は、彼女が監督の監督です!」は原監督から。本では夫妻の劇的ななれそめや原家の日常も紹介。
美穂さんが監督に選手のことで強く意見したり、監督を続けるため「(大学に)土下座してでも!」とたきつけたりしたエピソードも…。
やはり監督の監督、か。
http://www.sankei.com/life/news/180127/lif1801270014-n1.html
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