0001砂漠のマスカレード ★
2020/01/06(月) 02:29:06.54ID:3TVY/duB9だが、特別枠をのぞくと、出場者は全体的に若返った印象を抱く。今年の出場歌手42組のうち50歳以上は、紅組では天童よしみ(65歳)、
石川さゆり(61歳)、松田聖子(57歳)、坂本冬美(52歳)の4人、白組では五木ひろし(71歳)、郷ひろみ(64歳)、福山雅治(50歳)の3人にとどまった。
20回以上の“常連組”が半分になったワケ
出場回数で見ると、出場回数が20を超えるのは、今年で49回と単独で歴代2位となった五木ひろしを筆頭に、
42回の石川さゆり、32回の郷ひろみ、31回の坂本冬美、24回の天童よしみ、23回の松田聖子、そして2000年以来20回連続の出場となる氷川きよしの7人である。
いまから4年前、2015年の紅白では20回以上の出場者(特別出演をのぞく)が12組いたから、半分近く減ったことになる。
ちなみにこの12組のうち、今年の顔ぶれにないのは、紅組では和田アキ子(39回=2015年の時点での出場回数、以下同)、
伍代夏子(22回)、藤あや子(21回)、白組では森進一(48回)、細川たかし(39回)、SMAP(23回)、TOKIO(22回)である。
あらためて確認してみると、これら常連歌手のうちTOKIO以外は翌年、2016年には選から漏れたことがわかる。
今年へとつながる紅白の若返り化の画期となったのが、まさにこの年であった。森進一は、どこかでけじめをつけねばならないと数年間考えた末、歌手生活50周年の区切りを迎えた前年の出場をもって紅白から退いていた。
SMAPもこの年、紅白に出場しないまま解散する。さらに出場40回の大台に乗るはずだった和田アキ子は選ばれず、波紋を呼んだ。
一方、同じく出場すれば40回となった細川たかしは、世代交代が必要だとして事前に出場辞退を表明していた。
和田もまた、そろそろ世代交代をしないといけないと思いつつも、選から漏れたのは《正直ショックでした》とのちに明かしている(※1)。
北島三郎が最後に言い残したこととは?
森進一や細川たかし以前にも、紅白を自ら辞退した歌手は少なくない。2013年には、北島三郎が歴代トップとなる通算50回目の出場を機に《50回の区切りで1本、線を引いて、若い人たちに道を譲れればと思った》として、
紅白からの引退を宣言したのは記憶に新しい(※2)。ここでもキーワードはやはり世代交代だった。
紅白のオファーを辞退し続けた歌手
1998年に出場を辞退し、《今後、曲がヒットしても(紅白に出たくなることは)ありません》(※3)と卒業を宣言した都はるみの場合はやや理由が異なる。
この年、日生劇場などで1ヵ月公演を打つなど多忙をきわめた彼女は、すでにコンサート・シンガーとして自信を深めており、紅白と共生する意味も興味も失ったという。
当時の新聞には、《NHK側は「極めて惜しい」(選定スタッフ)と悔しがりオファーを続けたが、かなわなかった》とある(※4)。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191231-00022887-bunshun-ent&p=2
2019/12/31(火) 11:00配信