この日はまず、午前10時からの対局で杉本八段が畠山鎮(まもる)八段(51)に勝った。午後2時からの対局では藤井二冠が長沼(ながぬま)洋(ひろし)八段(55)に勝利し、午後7時開始の勝者同士の対局が師弟戦となった。勝った方は予選通過まであと1勝に迫る。
叡王戦は将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。主催がドワンゴから不二家に交代して第6期がスタートしたばかり。予選が四段から九段まで段位別に実施されるのが特徴の一つだ。
今期の八段戦には28人が参加し、このうち本戦入りできるのは3人だけ。各段戦の予選通過者12人にシード者4人を加えた計16人で本戦を行い、優勝者が来年7〜9月に予定される五番勝負で豊島将之叡王(30)=竜王とあわせ二冠=に挑戦する。(佐藤圭司)
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