6/20(日) 17:10配信 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7d80893228389a522d9d766737116162663cf01
東京オリンピック・パラリンピックの選手村(東京都中央区晴海)の報道陣向けの内覧会が20日行われ、村長を務める元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が「不満もあるだろうが、大会に協力を」と述べ、大会の成功に向けて報道各社の協力を要請した。
川淵氏は内覧会でのあいさつで「この数カ月間、日本で大会開催のいかんについてマスコミを通じて相当な議論があった」と切り出した上で、「国民の大半は開催に賛成していなかったが、ここに来て『オリンピックはしょうがないかな』という形で認めてもらっている」と述べた。さらに「国内の需要だけで五輪を開催するかどうかという議論ばかりがなされている。五輪・パラリンピックは国際社会に約束したイベントであるという立場での議論がほとんど行われていない」と不満も示した。
川淵氏は大会に出場する選手への純粋な声援を求め「(報道陣も)不満もあるでしょうが、ここまで来たのだから日本の国力、信頼感、日本のプライドを世界に発信していけるように支援をお願いしたい。マスコミもそこに心を砕いてもらいたい」と語った。
川淵氏は女性蔑視発言で辞任した大会組織委員会の森喜朗前会長から後継指名を受け会長受諾の意向を示したが、「密室人事」との批判が高まり、一転して辞退。組織委の検討委員会の選考を経て橋本聖子現会長が就任した。この日の内覧会には橋本氏も出席した。【岩壁峻】
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東京オリンピック・パラリンピックの選手村(東京都中央区晴海)の報道陣向けの内覧会が20日行われ、村長を務める元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が「不満もあるだろうが、大会に協力を」と述べ、大会の成功に向けて報道各社の協力を要請した。
川淵氏は内覧会でのあいさつで「この数カ月間、日本で大会開催のいかんについてマスコミを通じて相当な議論があった」と切り出した上で、「国民の大半は開催に賛成していなかったが、ここに来て『オリンピックはしょうがないかな』という形で認めてもらっている」と述べた。さらに「国内の需要だけで五輪を開催するかどうかという議論ばかりがなされている。五輪・パラリンピックは国際社会に約束したイベントであるという立場での議論がほとんど行われていない」と不満も示した。
川淵氏は大会に出場する選手への純粋な声援を求め「(報道陣も)不満もあるでしょうが、ここまで来たのだから日本の国力、信頼感、日本のプライドを世界に発信していけるように支援をお願いしたい。マスコミもそこに心を砕いてもらいたい」と語った。
川淵氏は女性蔑視発言で辞任した大会組織委員会の森喜朗前会長から後継指名を受け会長受諾の意向を示したが、「密室人事」との批判が高まり、一転して辞退。組織委の検討委員会の選考を経て橋本聖子現会長が就任した。この日の内覧会には橋本氏も出席した。【岩壁峻】