【ワシントン=加納宏幸】米国務省のナウアート報道官は11日の記者会見で、中国政府に対し、ノーベル平和賞受賞者で末期の肝臓がんと診断された中国の民主活動家、劉暁波氏の「完全な釈放」と米国など海外の病院での治療を認めるよう求めた。
また、自宅軟禁下にあった妻の劉霞さんの解放も要求した。
ナウアート氏は「引き続き中国に劉氏を解放し、同氏が望む場所で治療を受けられるよう求め続ける」と述べた。米国での治療を希望するのであれば、米国として「歓迎する」とした。
また、ナウアート氏は中国が2年前から人権派弁護士7人を拘束していることについて「深い懸念」と表明し、中国政府に対して解放を求めた。
http://www.sankei.com/world/news/170712/wor1707120013-n1.html
中国当局の監視下での入院先で寄り添う劉暁波氏(左)と妻の劉霞さん(共同)
また、自宅軟禁下にあった妻の劉霞さんの解放も要求した。
ナウアート氏は「引き続き中国に劉氏を解放し、同氏が望む場所で治療を受けられるよう求め続ける」と述べた。米国での治療を希望するのであれば、米国として「歓迎する」とした。
また、ナウアート氏は中国が2年前から人権派弁護士7人を拘束していることについて「深い懸念」と表明し、中国政府に対して解放を求めた。
http://www.sankei.com/world/news/170712/wor1707120013-n1.html
中国当局の監視下での入院先で寄り添う劉暁波氏(左)と妻の劉霞さん(共同)