名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で10日、新基地建設に反対する市民らは抗議行動を続けている。午後1時半時点で、ゲートから工事車両の搬入は確認されていない。午前はゲート前の集会にJR東労組の青年部33人が訪れ、新基地建設阻止に向けて市民らと連帯する意志を表明し、激励した。
引率した組織担当部長の宮内政典さん(41)=埼玉県=は「基地は経済発展の阻害要因になっていると学んできた。沖縄の闘いに連帯したい」と強調。仙台地方本部約150人による寄せ書きを届けた川名剛生青年部事務長(31)=宮城県=は「辺野古の現場で、決して諦めない沖縄の闘いは勉強になった。地元に持ち帰って、若い人を中心にどういう闘いが必要か考えていきたい」と語った。
一方、海上では市民らが船2隻とカヌー4艇で抗議の声を上げた。海上での作業は確認されなかった。
2017年10月10日 13:36 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/153762
名護市辺野古の新基地建設阻止に向けて連帯の意志を表明し、寄せ書きを贈ったJR東労組青年部のメンバーら=10日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前