韓国で、1970年代に連続企業爆破事件を起こした日本の極左テロ組織「東アジア反日武装戦線」の
ドキュメンタリー映画が、今月の20日に公開されるという。韓国メディアが伝えた。
東アジア反日武装戦線は当時、三菱重工業東京本社ビルをはじめとした連続企業爆破テロを起こし、
多数の死傷者を出した武闘派左翼グループだ。
文筆人の但馬オサム氏は「極左がアジアと反日を名乗った最初のケースだと思います。
それまでの過激派が反米、反資本主義を旗印にしていたのに加え、彼らは反日本帝国主義。
それだけに、ターゲットになったのは、三菱や三井など戦前の国策や軍事産業にかかわってきた企業でした。
また、昭和天皇のお召し列車の爆破を計画していたことでも知られます。
映画の方は見ていないので、深い内容については分かりませんが、東アジア反日武装戦線を好意的に扱った映画なのは明白です」と語る。
それだけに、反日感情に凝り固まった一部の韓国人にとっては、共感できる内容になっているようだ。
「とりわけ、三菱重工を朝鮮人強制連行の主犯である戦犯企業と名指しし、訴訟まで起こしている韓国だけに『武装戦線』を英雄視したいのでしょう。
それにしても、安倍首相土下座像に続き、人命を多数奪ったテロ組織を礼賛する映画をこの時期に公開するとは、
どこまで日本人の神経を逆なですれば気がすむのでしょうか」と但馬氏は話している。
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