まる子「そうだねぇ。今日はももえちゃんのドラマがあるから別の日がいいねぇ」
たまえ「じゃあ、明日は?」
まる子「うん、明日なら何にも予定ないよ」
たまえ「それじゃあ明日はみぎわさんであさっては山田ね」
まる子「おっけー」
山田「あはwwwあはwww血がいっぱい出たじょーwww wwwわーいwわーいw」
さくら家
まる子「あ、そうそう」
まる子「明日、学校でみぎわさん殺すことになったんだ」
友蔵「ほお、感心じゃのう」
すみれ「まあ、今頃?」
さきこ「あんた、遅いのよ。そんなの去年の冬くらいにやっておきなさいよ」
ヒロシ「で? どうやって殺すんだ?」
まる子「それがねえ、まだ殺し方考えてないんだよね」
まる子「だからみんなでいい知恵出し合ってよ」
すみれ「殺す前日なのにあきれた子ね!」
友蔵「まあ、いいじゃないか」
友蔵「まる子が円滑にみぎわさんを殺められるよう」
友蔵「みんなで意見を出し合おうじゃないか」
まる子「さすが、おじーちゃん!」
友蔵「まる子〜!」
ヒロシ「ったく、じいさんはいつもまる子に甘いんだからよォ」
さきこ「そうねぇ。技術室の半田ごてでも使って目でも抉り溶かせば?」
ヒロシ「おっ、いいなそれ」
まる子「みぎわさんと丸尾君の同盟は本当だったのかよい!」
こたけ「ほっほっほ、さすがお姉ちゃんだね」
こたけ「でも半田ごてもいいけど、佐々木のじいさんのチェーンソーも捨てがたいんじゃないかねぇ」
友蔵「おお、その手があったのう」
こたけ「この前、中野さん相手に使ったらもう切れる切れる」
まる子「よし。今から佐々木のじいさんの家行って借りてこよう」
すみれ「おばか! こんな時間帯じゃ佐々木さんちにご迷惑でしょ!」
お姉ちゃんとかおばあちゃんとかでいいから
通ぶってわざわざ名前出さなくていい
まる子「そんなー。それじゃどうすればいいのさ」
すみれ「仕方ないわね」
すみれ「今日、高丸さんから青酸もらったから」
すみれ「これをみぎわさんの給食にでも混ぜなさい」
まる子「えー、これじゃちょっと血吐いておしまいじゃんー!」
まる子「それじゃ、つまんないー!」
友蔵「そうじゃそうじゃ」
ヒロシ「うるせえ奴らだな」
ヒロシ「俺のライター貸してやるからもう、これでみぎわさんちに火でも付けておけ」
ヒロシ「藤木の家みたいに燃えるぞ〜」
キートン:それは永沢である
まる子「もう、みんな捻りないなぁ」
さきこ「だったらあんたはどういう殺し方なら満足するのよ」
まる子「そうだねぇ」
キートン:そして翌日
学校
まる子「昨日、家族のみんなに意見出し合ってもらったんだけど」
まる子「これだ、ってものがなかったから」
まる子「結局、台所にあった包丁で刺し殺すことにしたよ」
たまえ「シンプルなのにしたね」
まる子「あたしもそう思うよ」
まる子「そういえば、たまちゃんは?」
たまえ「私も色々考えたんだけど」
たまえ「お父さんの使ってるアイスピックで刺し殺すことにしたよ」
まる子「たまちゃんも刺すんだ。あたしたち気が合うね!」
たまえ「うん! なんかうれしいね」
まる子・たまえ「あはは!」
笹山「二人とも、何話してるの?」
たまえ「あ、笹山さん」
まる子「実は今日、あたしたちみぎわさん殺すんだ」
笹山「えー、いいなぁ。よかったら私も仲間に入れてくれる?」
まる子「もちろんだよ」
たまえ「一緒にやろ!」
笹山「ありがとう。じゃあ今から戸川先生に使えそうなもの借りて来るわね」