俺「人工知能で映像処理するのはあちこちで発表されているんですけど うちでもこんなことやってますみたいな説明です」
俺「これは早く移動するって学習させたやつなんですね
頭を使って移動しているんですけど
基本は痛覚とかないし 頭が大事という概念がないんで 頭を足のように使って移動している
この動きが気持ち悪いんで ゾンビゲームの動きに使えるんじゃないかっていう
こういう人工知能を使うと(たぶん)にんげんが想像できない気持ち悪い動きができるんじゃないか(いちおう、こんなことやってます(笑))」
先生「あのう うーんとね
毎朝会う、毎朝…このごろ会わない(けど)身体障害の友人がいるんですよ
その人は歩いてくるんだけど
片足はほとんど曲がったままだから大変な苦労をして歩いてくるんですよ
ハイタッチするだけでも大変なんです
彼の筋肉がこわばってる手と僕の手でハイタッチするの
その彼のことを思い出してね
僕は(これを)面白いと思って見ることできないですよ
これを作る人たちは痛みとか(そういうものについて)何も考えないでやってるでしょう
極めて不愉快ですよね
そんなに気持ち悪いものをやりたいならなら勝手にやってればいいだけで
僕はこれを自分たちの仕事とつなげたいとは全然思いません
極めてなにか生命に対する侮辱を感じます」
俺「...これってほとんど実験なので世の中にみせてどうこうとそういうものじゃないんです」
野次馬「どこへたどり着きたいんですか?」
俺の仲間「人間が描くのと同じように絵を描く機械...」
野次馬「...をつくりたいと?」
俺の仲間「はい」