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米大統領選 民主党候補者選び バイデン氏らが支持訴え
2020年2月1日 14時13分米大統領選
アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びの初戦となるアイオワ州では、弾劾裁判の影響で、候補者指名を争う上院議員のサンダース氏らが首都ワシントンを離れられないなか、他の候補たちが精力的に選挙運動を行って支持の拡大を図っています。
アメリカ議会上院では、トランプ大統領の弾劾裁判が行われていて、大統領選挙に向けた民主党の候補者指名を争う上院議員のサンダース氏やウォーレン氏ら有力候補は、首都ワシントンを離れられない状態となっています。
こうした中、バイデン前副大統領ら他の有力候補たちは候補者選びの初戦となる中西部アイオワ州に入り、精力的に選挙運動を行っています。
このうちバイデン氏は30日の集会で、「今回の選挙では国のあり方が問われている。われわれは分断ではなく結束を、偽りではなく真実を選択する」と述べて、トランプ大統領の政治姿勢を批判したうえで支持を訴えました。
また、急速に支持を伸ばしてきたブティジェッジ氏は、かつてオバマ大統領の選挙にボランティアとして参加し、アイオワ州でも支持を呼びかけた経験を披露し、「再びここから歴史を変えよう。チェンジ、変革をしていこう」などと呼びかけました。
アイオワ州での民主党の党員集会は2月3日に行われる予定で、サンダース氏、バイデン氏、ブティジェッジ氏、ウォーレン氏の上位4人の支持率がきっ抗する混戦となっています。