0001影のたけし軍団 ★
2017/10/23(月) 16:48:00.82ID:CAP_USER9こんな絶望的な選挙結果になった責任は、腐敗堕落した大メディアにもある。
モリカケ疑惑では、朝日新聞などは徹底追及の姿勢だったのに、今回の選挙戦では安倍政権への批判を控え、
消費税や改憲についての「候補者アンケート」など“客観報道”に終始していた。
他紙も各党の政策のちょっとした違いにばかり焦点を当てていたが、冗談じゃない。
今回の選挙は「安倍暴政をこれ以上、続けさせていいのか」――そこが最大の争点だったはずだ。
5年間の安倍暴政を書き連ね、「これでいいのか」と報じるべきなのに、腰砕けもいいところだ。
それもこれも、突然の解散で野党が右往左往し、希望の党の出現、立憲民主党の誕生で野党が分断され、
「安倍1強」が続くという予想が出てきたからだ。
「この政権は倒れない」と踏んだからこそ、大手メディアは政権批判から一転、“忖度報道”に切り替えたのだろう。
高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。
「大手メディアは、失言した人や不倫した人など、『水に落ちた犬』は徹底的に叩くのに、強力な相手に対しては顔色をうかがう。
多くのメディアが選挙後になって、コメンテーターにモリカケ問題や突然の解散について批判的な論評をさせていますが、順序が違うでしょう。
巨大な権力に問題があると分かっているなら、選挙前に徹底的に報じるべきです。
それができなければ、メディアの役割放棄に等しい。自ら首を絞めているようなものです」
この5年間、安倍政権は平然と言論弾圧を繰り返してきた。
選挙報道の放映時間が「野党偏重」だとか、アベノミクス批判ばかりだなどと難癖をつけ、NHKの会長人事にまで手を突っ込んでいる。
高市早苗総務相(当時)は「電波停止を命じることができる」とまで口にする始末。
その結果、政権に批判的なコメンテーターは、番組から一掃されてしまった。
おかげで、「報道の自由度ランキング」で日本は、2012年の22位から72位にまで急降下。
メディアは本来、権力の横暴に立ち向かうべきなのに、安倍ヨイショなど狂気の沙汰だ。
こんなメディアは早晩、有権者から見放されるだろう。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216124/3