パワハラ規制、労使対立=政府、法制化へ年内に方針
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018101701010&g=eco
職場のパワハラの防止策をめぐり、労使の意見が対立している。17日の厚生労働省の審議会では、労働側の委員が「あらゆるハラスメント(嫌がらせ)を職場から根絶すべきだ」と、厳しい規制を要求。これに対し、使用者側の委員は「業務上必要な指導とパワハラの線引きが困難だ」と反論し、ガイドライン(指針)による改善を促すべきだとの主張を繰り返した。
政府は来年の通常国会への法案提出を視野に、年内にも方針をまとめる。17日の審議会では学識者から「法律レベルでの何らかの対応が必要ではないか」といった意見も出された。
労働者側はパワハラだけでなく、セクハラや顧客の迷惑行為などを含めたハラスメント全般を対象にした法整備を要求。法律で嫌がらせ行為自体を禁止するとともに、事業者の防止措置の義務化を求めている。(2018/10/17-17:46)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018101701010&g=eco
職場のパワハラの防止策をめぐり、労使の意見が対立している。17日の厚生労働省の審議会では、労働側の委員が「あらゆるハラスメント(嫌がらせ)を職場から根絶すべきだ」と、厳しい規制を要求。これに対し、使用者側の委員は「業務上必要な指導とパワハラの線引きが困難だ」と反論し、ガイドライン(指針)による改善を促すべきだとの主張を繰り返した。
政府は来年の通常国会への法案提出を視野に、年内にも方針をまとめる。17日の審議会では学識者から「法律レベルでの何らかの対応が必要ではないか」といった意見も出された。
労働者側はパワハラだけでなく、セクハラや顧客の迷惑行為などを含めたハラスメント全般を対象にした法整備を要求。法律で嫌がらせ行為自体を禁止するとともに、事業者の防止措置の義務化を求めている。(2018/10/17-17:46)