北海道運輸局は2019年7〜9月の宿泊旅行統計調査を発表した。1人1泊を1人泊とカウントする延べ宿泊者数は前年同期比6.6%増の1080万人泊だった。18年9月の北海道胆振東部地震により低調だった18年同期の反動が出ており、17年同期と比べると1.1%減っている。都道府県別では東京都、大阪府に次ぐ3位に入った。
外国人の延べ宿泊者数は187万人泊だった。前年同期比で7.3%減った。前年同期に国、地域別シェアで1位だった韓国人旅行者が大幅に減った影響が出た。韓国は32.7%減の30万9710人泊だった。
国、地域別シェアでトップの中国は12.5%増の45万7330人泊だった。台湾は5.3%減の34万140人泊、香港は8.9%減の17万4910人泊だった。タイは直行便の減便が影響して、22.3%減の6万7130人泊だった。
2019/12/23 16:33
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53695560T21C19A2L41000/