安倍総理とマスコミ幹部との会食、記者との会食は、散々、非難を浴びてきた
安倍首相とメディア幹部の会食 内閣発足以来最低でも60回
2015.06.09 16:00 週刊ポスト
https://www.news-postseven.com/archives/20150609_327634.html 総理は最初の安倍政権時代(2006年9月から2007年9月まで)の時
マスコミから猛烈に批判され、苦しい思いをしたので、マスコミを封じ込める対策が必要だと考えて
それで行ったのが、このマスコミ上層部との会食であり、これは実際に非常に効果を発した
会食した幹部がいるテレビ局では、ニュース番組で、安倍総理を批判するような報道が激減したり
新聞社でも同様の事が起こり、マスコミによる政権批判の押さえ込みに成功した
この件も批判は強いが、政権によるマスコミ対策でもあるので、決して好ましくはないが
日本人の「仲良くなると批判し難くなる」という性質を利用した政府の方が、やり方が一枚上手だった、という事になる
しかし、安倍政権が、政権寄りとされる黒川氏を検事総長にして、検察を固めようとしていたのは周知の事実
野党の追及よりずっと厳しい大阪地検の女性特捜部長は何者か
2018年4月3日 11時0分 NEWSポストセブン
https://news.livedoor.com/article/detail/14524489/ >その背後に検察の安倍政権との因縁がある。法務省・検察組織は検事総長を頂点とするピラミッドで、
>「検察官の独立」を守るために実質的な人事権も検事総長が握っている。
>他省では官僚トップの事務次官は検事総長への出世コースにあたる。
>だが、安倍政権は内閣人事局の人事権を盾に検察人事に介入した。
>「法務・検察首脳部は2016年7月の人事でエースの林真琴・前刑事局長を事務次官に就任させる人事案を
>官邸に上げた。ところが、官邸は人事案を突き返し、同期の黒川弘務・官房長を次官に据えた。
>黒川氏は政界捜査の際には情報を逐一官邸にあげることで官邸の覚えがめでたく、
>甘利明・経済再生相の斡旋利得事件の際に特捜部が甘利事務所への家宅捜索さえ行なわずに
>不起訴処分にしたのも、そのパイプで政治的取引があったからだと見られています」(伊藤氏)
>その後も、法務・検察首脳部は昨年7月、同12月に林氏を次官にする人事案を上げたが、
>官邸は拒否して黒川次官を留任させ、ついに林氏は次官になれないまま名古屋高検検事長に異動した。
>法務・検察は煮え湯を飲まされ続けたのだ。
元々安倍政権下では、官僚の間から、官邸のイエスマンしか出世できない、という不満の声が上がっており
実際、昇進や人事異動が、実力ではなく、政権との距離で決まり、おかしな人事が横行していると言われている
黒川氏の問題も同根であり、記事の日付を見ればわかるように、もう何年も前から問題になっているものだ
この事実を知っている人間であれば、当然、定年延長してまで黒川氏を検事総長にしようとする動きに反対する
それをあたかも、誰かから依頼されてやっているかのようなデマを流して、批判の封じ込めを図ろうとしたり
批判した芸能人のリストを作成しようとして、恫喝し、黙らせようとするような言論弾圧に出るのは、論外だ
自分はどちらかというと安倍総理と政権を支持してきた側だが、こういう事をやるようでは、もう持たないだろうな h