8月15日に開かれる全国戦没者追悼式について、政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小して開催する方向で検討していることがわかった。関係者によると、例年5000〜6000人に上る参列者を数百人規模に絞る案が出ており、今月中旬にも最終判断する。
終戦記念日に東京・日本武道館で開かれている式典は毎年、天皇、皇后両陛下をお迎えし、全国の戦没者遺族、首相、各界の代表者らが参列している。関係者によると、8月15日に日本武道館で式典を行うことは1982年に閣議決定されているため、時期や会場は変更せずに実施する方向だが、参列する遺族は高齢者が多いため、感染のリスクを考慮して開催の方法を慎重に検討している。具体的には、全国から集まる遺族のほか、国会などの関係者の参列を減らし、会場では席の間隔を空け、通常1時間程度の式典の時間を短縮するなどの案が出ているという。
追悼式は52年5月、東京・新宿御苑で初めて開催。終戦記念日に国家行事として開かれるようになった63年以降、中止された例はない。
読売新聞 2020/06/06 00:55
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200606-OYT1T50041/
終戦記念日に東京・日本武道館で開かれている式典は毎年、天皇、皇后両陛下をお迎えし、全国の戦没者遺族、首相、各界の代表者らが参列している。関係者によると、8月15日に日本武道館で式典を行うことは1982年に閣議決定されているため、時期や会場は変更せずに実施する方向だが、参列する遺族は高齢者が多いため、感染のリスクを考慮して開催の方法を慎重に検討している。具体的には、全国から集まる遺族のほか、国会などの関係者の参列を減らし、会場では席の間隔を空け、通常1時間程度の式典の時間を短縮するなどの案が出ているという。
追悼式は52年5月、東京・新宿御苑で初めて開催。終戦記念日に国家行事として開かれるようになった63年以降、中止された例はない。
読売新聞 2020/06/06 00:55
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200606-OYT1T50041/