南米ブラジルでワクチン接種をしたと見せかけて実際には十分な量を注射しないケースが相次ぎ、問題になっています。
これは先月、ブラジル北東部のマセイオで97歳の女性がワクチンの接種を受けている様子です。
「これで終わり?」(女性の家族)
「はい」(看護師)
接種が終わったかのように見えますが、よく見ると、看護師が注射針をさしたもののワクチンを十分に注入しておらず、液体が中に残っているのが分かります。
さらに、今月、別の都市でも88歳の女性が同じような被害を受けていたことが発覚しました。
いずれのケースも注射器に残ったワクチンを何に使おうとしていたかは不明ですが、
ブラジルでは医療関係者が立場を利用して自分の家族や政治家などにワクチンを接種させることも多く、問題になっています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4196493.html