仙台市消防局は2月、119番の通報者がスマートフォンで動画を撮影し、消防指令センターに送信するシステムの試験運用を始める。言葉のやりとりでは伝わりにくい現場の状況や患者の病状を把握し、適切な初動対応に役立てる。4月から本格運用する予定。
システムは、通報を受けた通信指令員が、現場の動画が必要と判断した場合、通報者のスマートフォンのショートメールにURLを送信する。通報者がURLを開くと、撮影する動画が消防指令センターに送信される仕組み。
通信指令員は映像を基に、火災や事故の規模、患者の状態の確認に活用する。心臓マッサージなど応急手当ての方法を動画で伝えることもできる。通報者の所在地が分からない場合、周辺の動画を送信してもらい住所確認にも利用する。
情報通信調整担当課の三浦秀隆課長は「火災や事故の初動対応に必要な情報をより早く得て、市民の安心安全につながるようシステムを積極的に活用したい」と話す。
河北新報 2023年1月21日 6:00
https://kahoku.news/articles/20230120khn000099.html
システムは、通報を受けた通信指令員が、現場の動画が必要と判断した場合、通報者のスマートフォンのショートメールにURLを送信する。通報者がURLを開くと、撮影する動画が消防指令センターに送信される仕組み。
通信指令員は映像を基に、火災や事故の規模、患者の状態の確認に活用する。心臓マッサージなど応急手当ての方法を動画で伝えることもできる。通報者の所在地が分からない場合、周辺の動画を送信してもらい住所確認にも利用する。
情報通信調整担当課の三浦秀隆課長は「火災や事故の初動対応に必要な情報をより早く得て、市民の安心安全につながるようシステムを積極的に活用したい」と話す。
河北新報 2023年1月21日 6:00
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