芸能界ではいまだ混乱が続き、水面下では情報戦も繰り広げられているが、徐々に大勢は決してきているようだ。
清水は仕事の方向性などを理由に、所属事務所「レプロエンタテインメント」と対立。
2月末での契約解除を突きつけ、宗教団体「幸福の科学」に出家した。
一方、レプロは信仰の自由は尊重するものの、契約更改のある5月までは働いてもらわないと困るという主張。
テレビや映画、CMなど現在進行形の仕事もあり、損害額は10億円に上るともいわれる。
業界関係者は
「芸能界のことだけで言ったら、彼女がやったことは明確なルール違反。違約金は清水側が負うことになる」
と語る。
だが、今回の相手は畑違いの宗教団体。
業界のルールは通用しない。
スポーツ紙記者によると
「教団側は『清水を仕事ができない体調にまで追い込んだのはレプロ』という主張で、事務所の労働環境を挙げ『ブラック企業』と断罪しています。
医師からは『命に関わる状態で、仕事をするべきではない』という診断書2通を出してもらっている。
芸能界のトラブルではなく、人間としての“生存権”に関わる問題と認識しているのです」
レプロのバックには“芸能界のドン”率いるバーニングプロダクションがいるが、今回ばかりは様子見を決め込んでいるという。
そして遅かれ早かれ、モメることになるのが違約金の話。
中でもジャニーズやホリプロも絡む映画1本は、撮り直しが決まった。
別のスポーツ紙記者は
「撮り直し費用は3億円以上。清水は請求されても払えるわけがない。
じゃあ、教団か?というと、教団側は“駆け込み寺”という認識で、支払い義務は発生しないと考えている。
現実的にはレプロがいったん全額負担し、そこから個々に交渉ということになるのではないか」
と話す。
違約金をめぐり清水や教団側と法廷闘争を行ったところで、判決が出るまで2年以上かかる。
そうなると現実味を帯びてくるのが、レプロの“経営危機”だ。
「違約金もそうですが、それ以上に深刻なのがレプロの業界内の評判。
能年玲奈(現のん)さんに続くトラブルで、『レプロのタレントを使うのは危険』となっている。
『月給5万円』などの待遇面が暴露されたこともあり、有力な新人タレントの加入も期待できないだろう。
社員の出入りも激しい。業界内でも『ヤバイんじゃないか……』とウワサされています」
(同)
レプロの本間憲社長は「芸能界の新リーダー」と目されていたが、今回の騒動で一気に後退。
自業自得としか言いようがない。
以下ソース
http://www.cyzo.com/2017/02/post_31609_entry.html
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