■韓国式ジョンイジョプキは文化資産…世界化乗り出す
・上古時代から続く 「コッカル」 民族の魂込められていて
・中国はユネスコ登録終えて、日は 「オリガミ」でグローバル化…韓国も固有名声取り戻さなければ
※ジョンイジョプキ(Jongie Jupgi)=折り紙のこと。
<ノ・ヨンヘ紙文化財団理事長>
「テコンドーが日本空手を退けて世界的にテコンドー(Taekwondo)と呼ばれるように、ジョンイジョプキが日本のオリガミの代わりとなるのが最終目標です。」
30年間「ジョンイジョプキ」という大きな井戸を掘ったノ・ヨンヘ紙文化財団理事長が明らかにした覚悟だ。キム・ヨンマン紙文化財団生涯教育院長が「ジョンイジョプキおじさん」として知られているのなら、ノ・ヨンヘ理事長は「ジョンイジョプキ母」に近い。
ノ理事長にとっては、ジョンイジョプキは単純なジョンイジョプキを超える。ジョンイジョプキは、先祖の魂が込められた文化であるから、30年間根気よく続けることができた。
日帝強占期時代を経て、韓国のジョンイジョプキがほとんど消えてしまった。このような現実を残念に思った彼女はジョンイジョプキ保有国の名声を取り戻すことにした。
1989年ノ理事長が発足した韓国ジョンイジョプキ協会が出発点だ。彼女は「1987年、日本出張中にデパートでジョンイジョプキ展示会と体験教室に参加している家族を見てショックを受けた」とし、「帰国後、ジョンイジョプキ文化の勉強を開始して、韓国ジョンイジョプキを復活させると誓った」と述べた。
現在、日本のジョンイジョプキである「オリガミ」は、色紙製品名として世界に広く知られている。ノ理事長は、「日本はジョンイジョプキ宗主国ではないのに、一足先にグローバル化に成功した」と述べた。彼女は「紙は、紀元後(AD)105年、後漢の蔡倫が樹皮・麻布・竹・魚網などを利用して発明したと伝えられる」とし、「ジョンイジョプキも同様に、中国 - 韓国 - 日本の順に伝播した」と説明した。
その後、韓・中・日のジョンイジョプキはそれぞれの道を行った。中国の「紙切り(※剪紙)」は、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されて、日本は独自の伝統と文化を比較的うまく継承して、世界化に成功した。
[パク・ユンイェ記者/写真=イ・スンファン記者]
ソース 毎日経済(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=009&aid=0004058292