
1937年の南京大虐殺の生存者で最高齢だった管光鏡さんが南京大虐殺80周年を3日後に控えた10日、江蘇省南京市で死去した。
100歳だった。中国メディアの鳳凰網が伝えた。
管さんは20歳の時に南京大虐殺を経験し、生涯にわたり日本軍の蛮行について証言してきた。
管さんは「リツ水(リツ=さんずいに栗)で日本軍機が爆弾を投下するのを見た。岩の下に隠れて命拾いした。
日本軍は中国軍捕虜と民間人を残酷に殺害した」と述べた。管さんが死去した時点で、南京大虐殺を経験した生存者は既に100人にも満たないという。
一方、新華社電によると、中国政府は13日、習近平国家主席を含む中国の指導者が大挙出席し、
南京大虐殺80周年の追悼式を南京大虐殺犠牲同胞記念館で大々的に開く。中国指導部の動きは日本をターゲットにしたものと言える。
習主席のほか、李克強首相、張徳江・全国人民代表大会常務委員長、兪正声・全国人民協商会議主席も出席する。
中国中央テレビ(CCTV)などが生中継する。
南京大虐殺は、中日戦争のさなか、1937年12月13日から38年1月にかけ、日本軍が国民党政府の首都だった南京を占領し、
中国人30万人以上(中国側推定)を虐殺した事件だ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/13/2017121301066.html