サッカーのワールドカップの試合後に、スタジアム内のゴミを拾って帰る日本人たちのマナーはすばらしいと称賛されることが多い。
渋谷などの繁華街でも、試合を応援していた人々が残していったゴミを率先して拾う活動が行われている。これらの活動は
立派かもしれないが、一方で違和感もあるという意見が、このたび読者から寄せられた。
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渋谷駅前のスクランブル交差点付近には、大きなゴミ箱が設置されている。だが、週末や連休など人が多く集まる日には、すぐに
ゴミ箱が満杯になってしまう。その結果、ゴミ箱に入れることができないということで、その付近にゴミを放置していく人々が
後を絶たないというのだ。
当サイトが現地を訪れると、実際にそのような光景が見られた。ゴミの分別も全くなされていない。
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このゴミ箱を管理しているのは、渋谷区道路課の神宮前土木事務所だ。事務所を通じて、ゴミの収集を担当する業者に
確認してもらったところ、毎日3回も収集しているという。それでも収集が追いつかないことがあるようだ。
現時点では、ゴミ箱を増設する、収集回数を増やすといった計画はないとのことだった。
続いて、同じような光景が見られる場所として情報提供者が挙げた、原宿の路地裏に向かった。自動販売機が多い割に
空き缶入れが少ないこともあって、すぐに空き缶やペットボトルがあふれてしまう。満杯状態の空き缶入れの前に、
缶やペットボトル、さらにはゴミまで置いていく人々が後を絶たないことも、渋谷と同様だった。
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記事全文とそのほかの画像 https://tanteifile.com/archives/11110