年金給付は80歳以降に? 平均寿命が3割伸びる米国に必要な社会保障とは
社会保障給付金の受給開始年齢を80歳にすべき、と言うとばかげていると思われるだろう。
しかし、社会保障の歴史や、米国の現在の退職年齢が62歳であることにより生まれている社会的スティグマ(不名誉)を理解すれば、それほどばかげたものではない。
米国で社会保障制度が制定されたのは1935年のことだ。その当時の平均寿命はわずか61.8歳で、社会保障の恩恵を受ける年齢になるまで生きている人はほんの一握りだった。
https://forbesjapan.com/articles/detail/25981