担任をしていた女子生徒にわいせつな行為をしたとして、北九州市教委は26日、市立中学校の20代の男性常勤講師を懲戒免職処分とした。
市教委は免職の場合は原則として氏名を公表するが、今回は「学校が特定されると生徒への2次被害につながる恐れがある」として公表していない。
市教委によると、男性講師は今年3〜6月ごろ、放課後の教室などで女子生徒にハグ(抱擁)やキスを繰り返したほか、生徒との個別連絡は禁止されているのに、女子生徒と無料通信アプリLINE(ライン)で連絡を取っていた。
女子生徒から好意を伝えられ、交際していたという。
別の教員が6月下旬、男性講師のスマートフォンの通知画面に女子生徒の名前が表示されているのに気づいて発覚。
男性講師は市教委に「生徒らの信頼を裏切り、女子生徒と保護者に申し訳ないことをした」と話したという。
https://mainichi.jp/articles/20190726/k00/00m/040/180000c