https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-30/QE99IQT0G1KW01
インドはヒマラヤ山脈の国境沿いにある中国との係争地に、兵士3万5000人を追加配備する準備を進めている。
複数のインド高官がメディアへの発言に関する規則を理由に匿名で語ったところによると、追加配備が実現すれば全長3488キロに及ぶ
「実効支配線」沿いの状況が変わるほか、すでに逼迫(ひっぱく)している国防予算の節約を迫られるという。
中印両国は先月15日に国境周辺で衝突し、両軍の兵士が死亡。その後、双方が多数の兵士や大砲、戦車を同地域に投入した。
同高官によれば、国境に関する合意が成立していないため、軍隊の追加配備が必要だったという。
中国外務省の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、両国が現在、紛争解決のため5回目となる司令官級協議の準備を
積極的に進めていると述べた。インド軍にコメントを求めたがすぐには返答が得られなかった。
中印の国境巡る衝突、なぜ再び起きているのか−QuickTake
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-17/QC1SKVT1UM1I01
(おわり)