■ノーベル賞経済学者 クルーグマン
ただ、日本はデモグラフィ(人口統計学、ここでは日本の少子高齢化を指している)で大きな問題を抱えています。
出生率が低く、高齢化が先進国でもっとも早い。生産年齢人口が年に1%以上縮小している。これは経済成長の低迷に直結します。
これに加えて移民に対する不寛容性です。テクノロジー上のダイナミズムの欠如など、他の要素は関係ありません。
それにしても日本は極端なケースです。
少なくとも、経済的な必要性のためには、日本は進んで移民を受け入れないといけないでしょう。
https://shuchi.php.co.jp/voice/detail/5951?p=1 日本が「未来の国」だなんて、長期的に見るなら大きな間違いだ。人口動態だけ見てもわかる。日本には、出生率の低下に併せて移民への嫌悪まである。日本人労働者が不足するのだから、日本の未来に選択の余地はないだろう。
http://finalvent.coc...13/01/post-d30c.html ■シンガポール首相
一方で日本人は移民排斥で有名な民族だ。いわゆる大和民族の純血を維持することは、日本人にとって当たり前の、根深い考えのようだ。これが原因で、外国の移民受け入れにより出生率の問題を解決しようと、公の場で議論しようとする人がいない。
http://japanese.chin...content_31908657.htm ■ケネス・ロゴフ
日本は移民労働者を受け入れる環境をもっと整備する必要がある。
2020年の東京五輪開催に迫られて、日本政府は海外から建設労働者を受け入れる際の障害を取り
除いた。しかし全体的な進捗は遅い。高齢者をケアするために、より多くの看護師や介護労働者
が何としても必要であるが、官僚や政治による移民に対する抵抗が深く根付いている。
■ポール・クルーグマン
日本が「未来の国」だなんて、長期的に見るなら大きな間違いだ。人口動態だけ見てもわかる。
日本には、出生率の低下に併せて移民への嫌悪まである。日本人労働者が不足するのだから、
日本の未来に選択の余地はないだろう。
■ジム・ロジャーズ
増税ではなく、減税です。財政支出も大幅に削減しなければダメです。日本は先進国のなかでも突出して
借金を多く抱えています。しかも少子高齢化で人口は減少している。このような状況ですべきことは少子化対策か移民の受
け入れですが、日本はそれもやろうとしない。
■エマニュエル・トッド
東京に来るたびに、日本人は完璧なまでに見事に少子高齢化という「衰退」を楽しんでいるかのよ
うに感じる。過去10年、少子化問題が騒がれている割に、少しも変わっていない。
欧州では移民を社会不安の原因と見なし、制限してきた。だが、移民こそが、高齢化する欧州が
生き残る手段というパラドックスもある。東欧からの移民がなければドイツの衰退はずっと早い時
期に始まっていたはずだ。日本にとっても移民の受け入れは必要だ。
■ジョセフ・スティグリッツ
海外からの移民を奨励しようという声も上がっている。これらは、これまで米国がうまくやってき
た分野だが、成長と不平等という両面から見て、日本にとっても、これに取り組むことが非常に重
要だ。
■ジャック・アタリ
人口が減少するのを放置するのは国家にとって自殺行為である。
人口が増えないと年金も経済も回らない。日本はなぜ移民を検討しないのか
■リークワン・ユー
国を運営するためには、国民がいなければならないし、若者が経済を動かせるようにして、これらの商品や美味しい料理を買えるようにしなければならない。これをせず、日本みたいに移民を拒むならば、すべてが無になってしまう。
■リークワン・ユー
最終的には人口問題が暗い影を落とし、そこから逃げ出せなくなるだろう。もし私が日本の若者なら、他の国への移民を考える。日本に明るい未来は見えないからだ。
http://japanese.chin...content_31908657.htm