岐阜大など、ヒトが超音波を内耳で受容する「超音波聴覚」の仕組みを解明
岐阜大学と新潟大学は7月30日、モルモットの内耳に対し、本来動物が聞くことができない高い周波数を持つ超音波を与えると、可聴域の上限付近の高い周波数の音を受け取る場所である「フック部」の有毛細胞が超音波に同期して超高速で振動・活性化することを確認したことを発表した。
同成果は、岐阜大大学院 医学系研究科 生命原理学講座 生体物理・生理学分野/高等研究院 One Medicine トランスレーショナルリサーチセンター 先端医療機器開発部門の任書晃教授、新大 自然科学系(工学部)の崔森悦准教授ら共同の研究チームによるもの。
詳細は、米国科学アカデミー紀要「PNAS」の姉妹誌で科学の幅広い分野を扱う学術誌「PNAS Nexus」に掲載された。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
マイナビニュース 2024/07/31 18:43
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240731-2996452/
論文
The cochlear hook region detects harmonics beyond the canonical hearing range
https://academic.oup.com/pnasnexus/article/3/7/pgae280/7712567