先月、亡くなった羽田元総理大臣の葬儀が8日、東京都内で営まれ、民進党の前原代表や、初当選が同期の自由党の小沢代表など、生前ゆかりのあった政界関係者ら、およそ2000人が参列し故人をしのびました。
先月28日に亡くなった羽田孜元総理大臣の葬儀は、民進党と羽田家の合同葬として、8日午後、東京・港区の青山葬儀所で営まれ、安倍総理大臣のほか、生前ゆかりのあった政界関係者らおよそ2000人が参列しました。
葬儀では、実行委員長を務めた民進党の前原代表が「政治家としての後半の足跡は、政治改革と政権交代可能な二大政党制の実現に情熱を傾けられた。常に国民と心を1つにしていた先生を失ったことは、残念でならない」と式辞を述べました。
また、友人を代表して、初当選が同期でともに自民党を離党した自由党の小沢代表は「もう1度、政権交代を実現し、『政権交代可能な議会制民主主義を定着させることができた』と報告したい。それだけを楽しみに、君のいない寂しい政界だが、何としても頑張るので日本の政治と私たちを天上から見守ってください」と弔辞を述べました。
このあと参列者は、祭壇の前で焼香を行い、故人をしのびました。
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