Jタウンネット 2019年8月17日 08:00
https://j-town.net/column/gotochicolumn/293123.html
部屋や棟の場所を示す案内板、見上げて歩いていたら何かがおかしい――
あるツイッターユーザーの動画が、ツイッターで話題になっている。
向こう側が透けているように見える案内板には「南展示棟」の文字。しかし反対側に回ってみると、「東展示棟」「西展示棟」「会議室」と、全く異なる表示が。
透明のはずなのに、裏側の「南展示棟」の表示が透けてないのはなぜなのか。ツイッターでは、
「?????なんだこれ」
「仕組みは簡単、考えた人が天才」
「しばらく解らなかった〜!なるほどこれは面白い」
といった声があがっている。
この案内板があるのは東京ビッグサイト(東京国際展示場・東京都江東区)。
Jタウンネットは2019年8月16日、東京ビッグサイトの広報担当者にこの秘密を聞いた。
◆担当者「なんとなく広々感じられる」
担当者によれば、これは鏡を使用したもの。案内表示をプリントしたガラスで鏡を挟んでいる。
向こう側が透けているように見えたのは、鏡で天井部分を映していたからだ。
案内板があるのは、今年7月に開業したばかりの南展示棟と、会議棟をつなぐ連絡通路だ。
案内板も南展示棟の開業に伴って取り付けられたという。
このデザインを採用しているのはここだけ。なぜこのようなデザインにしたかを聞いてみると、
「深い意図はなく、ガラスだと向こう側が見えてしまうので、見やすくするために鏡を挟みました。
向こう側が見えてるように錯覚されるので、なんとなく広々感じられるというのが、1つにあります」
とのことだ。
◇ 透明なはずなのに、表裏で表示が違う(画像は投稿者提供)
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◇やはり鏡だった(画像は投稿者提供)
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◇たしかに開放感があるかも(画像は投稿者提供)
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