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米政府、タンカー攻撃の新写真公開しイラン非難 1000人増派へ
6/18(火) 12:02配信
アメリカ国防総省は17日、中東オマーン湾で日本のタンカーなどが攻撃された事件で、
イランの関与を示しているとする新たな写真を公開した。また、中東に米兵1000人を追加派遣する計画を明らかにした。
同省は新たな写真について、13日に攻撃を受けた日本のタンカー、コクカ・カレイジャスの
攻撃に使われ不発に終わった水雷だとしている。
また、その水雷をイランの革命防衛隊が除去している場面も写っていると説明した。
同省はこれまでに、同じ場面だとする白黒の動画も公開している。
この日はさらに、コクカ・カレイジャスの船体に空いた穴の写真と、
水雷を除去した直後のイラン革命防衛隊の船だとする写真も公開した。
一方でイランは、イランが関与したとするアメリカの主張に対し、「根拠がない」と全面否定している。
計2500人を追加派遣へ
パトリック・シャナハン米国防長官代行は17日、中東への追加派遣について、
イラン軍の「敵対的態度」に呼応したものとする声明を発表した。
追加派遣は、ドナルド・トランプ米大統領と協議を経て決定されたとしている。
トランプ氏は先月、中東に米兵1500人を追加派遣することを発表したが、それにさらに追加されることになる。
どこに追加派兵するのか、具体的な地域は明らかにしなかった。
シャナハン氏は声明で、「アメリカはイランとの紛争を求めてはいない」とし、
「国益を守るために中東地域に駐在している軍関係者の安全と健康を確保するため」に行動を取ったと説明。
「状況をつぶさに監視し続け、機密情報と現実の脅威をもとに、兵力を必要なレベルに調整していく」としている。
イラン、核合意を反故に? イランは17日、現在進めている低濃縮ウランの増産により、
貯蔵量が今月27日までに、2015年の核合意の制限を超えるとの見通しを明らかにした。
ただしイランは同時に、欧州各国には「まだ時間が」あるとし、アメリカの経済制裁からイランを保護するよう求めた。
これに対しアメリカは、「核を使った恐喝だ」とイランを批判した。
イギリス、フランス、ドイツの各国は、核合意を破らないようイランに警告している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-48672126-bbc-int